刃上足歩毎少思惟
鋭い刃を持つ刀でも、自分の身を相手に合せることが柔軟性を持ったカタツムリ(尺取虫)は己を切られることなく刃上をあることができる。また、このように刃の上を素足になり、すり足で歩く様な思考を続ければ、鋭い感性と超人的集中力を備えることができる。

集中力を備えたカタツムリに対し、バッタのように、己の自在な力を誇示するものは歩くことはできず、己の重さ(過信)で真っ二つに切れてしまう。人間はカタツムリのように本来は生きるべきである。

刀によって切られた椿から火焔が上がっているが、これは不動明王の火焔である。煩悩や欲望から天界を守る火焔の世界に存在する不動明王の炎を表している。