●ナミアゲハ



上の写真はナミアゲハの幼虫フィギュアを製作工程順に並べたもの。この写真で製作工程を説明。
左から@〜Dとする。


@原型:グレイカラーなのは仕上げを均一にするサフェーサーが塗られているため。この原型からシリコン製の型を作成する(下左写真参照)。

Aガレージキット:型にキャスト(原料)を流して、造られたガレージキット。バリ等はカッターで綺麗に削る。

B下地塗装:色付け効果アップのため全面にプライマー塗装後、ラッカー系のエアブラシで全面を一色で塗る。赤の発色をよくするため、イエロー系の塗料を使用。

C色塗り:写真はエアブラシで赤色を塗布した後。色ごとにマスキングを繰り返し、計9回の塗装をする。マスクに関しては下欄を参照。

D筆入れ:鉛筆等を使って模様や影を加える。

 これにクリアコートをコーティングし、裏面に留め金(アタッチメント)を付ければ立派なピンズ(ピンバッチ)の完成。
 さて、これを何につけるか。悲鳴が上がるかもしれないので、使用時は充分な注意が必要ではある。







原型から整形された型。

上下を合わせてキャストを流し込んでガレージキットを作る。


筆で塗装はしない。細部までエアブラシを使用。


マスクを使った塗装


ガレージキットではなく、完成品フィギュアを作るには塗装が重要。

 通常、塗装は筆を使いうがし、茂木氏は徹底的にエアブラシにこだわる。
かなり細かい箇所までマスクを使用してスプレーでの塗装を繰り返す。
 マスクはシート状のテンプレートではなく、写真のような型使用。
スプレーで色を塗布する部分だけ、その形状に穴をあける。
内側にガレージキットをセットし(下写真)、マスクの上からエアブラシで塗布すれば、
穴の開いた部分だけに色が塗れるという仕組。
通常は、このような細かい塗装は、筆を使ってフリーハンドで行うことが多いが、
それでは微妙なグラデーションや再現性が低くなるため、
茂木氏はマスクとエアブラシを駆使する。複数の作品を作るには、この方法がベスト。
 このナミアゲハチョウの幼虫の塗装には上写真に並べてあるように、
全部で9個のマスクを使用している。
マスクに残ったカラーが塗布した色である。
小さな作品でもこれだけの塗装、マスクが必要。








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